司法書士試験合格者を囲む会(記録)
於 :有料自習室ソレイユ池袋西口室ロビー
T 合格体験談(有料自習室ソレイユ池袋室利用者Mさん)
1.勝因の分析
・1年目に過去問をしっかり勉強したこと。平成5年度から平成20年度の問題を繰り返し解き、肢を完璧に覚えた。講義と過去問を並行して行い問題数を多くこなしスピーディーに解いた。
・2年目に予備校の講座を受講したこと。ペースメーカーになり学習を進めることができた。
2年目は、過去問はあまりやらず答練に出てきた箇所とその周辺知識の習得に時間を使った。
・答練をサボらずに受講したこと。クレアールとLECの答練のスケジュールが重なりかなり大変だったがサボらずに受講した。辛い時期にどれだけ継続して学習をするかによって差がつくと思う。本試験の難易度が高くなることを予想していたので、答練を軸にした勉強に心がけた。
・毎日継続して勉強を続けたこと。長い受験期間中にやる気の波がある。やる気がある時は誰でも勉強するが、やる気がない時にもちゃんと勉強することにより他人と差がつくと思い、やる気がないときこそちゃんと勉強をした。やる気がない時は、自習室を活用し、やるしかない環境を作った。気持ちが落ちそうになるとノートに「2011年合格」と書き気持ちを上げた。
・2011年絶対合格という強い信念を持って勉強した。合格には、絶対に合格するという強い信念が必要。これがない人は受からないと思う。精神論というかもしれないが精神論も必要だと思う。
2.合格に向けた目標設定
・午前の科目は苦手なのでとにかく基準点を突破することを目標とした。
・午後の択一は得意なので点を稼ぐというスタンスで30問取ることを目標とした。
・午後記述は1年目29.5点であったが、50点取ることを目標とし、実際に50点を突破した。
3.勉強方法
・検索しやすい教材を自分で作成した。肢に気になる論点が出てきたらすぐに検索できるように付箋を多用した。目次よりさらに細かく項目別に付箋をつけることにより横断整理を行った。
・基本的な事項を暗記。問題演習後テキストに戻り、確認する作業を繰り返し、頻繁に基本事項に触れた。この作業をスピーディーに行えるよう付箋を活用した。また一つの事項から横断的に関連する複数の事項に飛ぶようにした。
・寝る時にその日勉強した事項を反芻した。一時期寝付かれないことがあり、試行錯誤の末その日勉強したことを思い出すことにした。枕元には教材と懐中電灯を置いた。もっともこの勉強法が実際にできたのは、かなりモチベーションが高まっている調子がよいときに限られた。
・モチベーションが高いときは「学力を伸ばす」、低いときは「学力を維持する」と考え、やる気がない時にちゃんとやるよう心掛けた。
4.勉強時間
・平成22年8月〜12月 毎日最低5時間(講義+復習)。クレアールの講義を受けていた時期にあたる。
・平成23年1月〜3月 毎日最低8時間(基本4法を毎日各2時間)。主要科目を均等にやる。午後の択一科目は得意であったため、直前期まで手をつけなかった。
・平成23年4月〜5月 毎日最低10時間(答練の復習+周辺知識の確認)。答練をベースにテキストに戻って基本的な知識を確認。過去問は捨てていた。両方やるのは時間的に無理だと考えた。
・平成23年6月〜7月 毎日最低12時間。何をやったか何も覚えていない。ここに挙げた時間は、集中してテキストを読み、問題を解いている正味で勉強に集中している時間。もう二度と繰り返したくないというレベルまで勉強をやった。
5.予備校
・1年目LEC池袋校 15ヶ月合格コース(樋口クラス)
・2年目クレアール水道橋校 合格力パワフルジャンプ(三枝クラス)
この講座は自分に比較的合っていたが、予備校の講座はあくまでペースメーカーだと思う。予備校の講座で受かったのではなく、講座外の勉強があって受かるのだと思う。
6.教材・答練
<民法> 択一六法(クレアール)
<不登法> 択一六法(クレアール)、オートマチックシステム記述式(Wセミナー)
<会社法> 直前チェック、オートマチックシステムプレミアム(Wセミナー)、択一六法(LEC)
<商登法> 直前チェック、オートマチックシステムプレミアム
オートマチックシステム記述式(Wセミナー)
<民訴法> LEC過去問コンプリート講座のレジュメ
<憲法> ブレークスルー(LEC)、公務員試験用の問題集
<刑法> LEC過去問コンプリート講座のレジュメ
<供託法> ブレークスルー(LEC)
<書士法> 択一六法(クレアール)、厳選本試験攻略問題集(ダイエックス)
<過去問題集> 合格ゾーン(LEC)
・クレアールの択一六法はよい教材だと思う。横書きなのもよかった。
クレアール⇒書式答練・実戦力養成答練・実力完成総合答練
LEC⇒全国公開模擬試験・全国スーパー公開模擬試験
・模試や本試では、択一にマーカーを使って主体と客体を色分けする等して、読み間違いを減らした。その結果、ケアレスミスがなくなった。
7.自習室の活用法
・直前期以外の時期に利用。モチベーションが低いときでも勉強できる環境として活用
U 質疑
Q.付箋の活用方法について
A.インプット用の教材を使いよくするためのアイテムという位置づけ。
Q.横断的に関連づける勉強法について
A.比較のきっかけをつくっていく。過去問や問題演習の際に、横着しないでテキスト等の基本事項に戻る。ある用語がでてきたらその用語が使われる複数の箇所を参照するようにする。
Q.過去問の勉強法について
A.択一の講座を受けているのであれば、その講座に合わせて過去問を解いていくのが効率がよいと思う。
ひとつの肢をみてインプット教材に戻って基本的知識を確認する。
最初の段階はスピード重視でどんどんといていくのがよい。
以上